継手の新製品開発をメインに行っています。オンダのモノづくりの出発点は、製品を使う施工現場の人から話を聞くこと。困りごとなどの情報を収集し、現場が本当に求めていることは何か、ニーズを深掘りして設計します。社内一貫生産体制なので、他部署と連携して量産ラインを立ち上げ、製品化します。
頭の中にあったアイデアを製品として具現化できることが、開発の仕事の醍醐味。施工現場で見て聞いたことをもとに考え、CADで設計して3Dプリンターで造形し、形状や機能を検討する。トライ&エラーを繰り返して、だんだんとカタチにしていくのですが、その過程にもモノづくりの楽しさを感じます。
オンダがつながっているのは施工現場だけでなく、製品を扱う商社様や問屋様、製品が使われた住まいで暮らす人もいます。大切なのは、つながるすべての人の立場で考えること。そんな多視点のモノづくりで、既存製品とは異なる新たなカテゴリー製品の開発にも挑戦していきたいです。
仕事では思考力も大事です。学生時代から自分で考えるように心がけておくと、社会に出てからの成長にもつながると思います。