製造部門で継手の射出成形を担当。自動化された成形機を用いて樹脂を金型に流し込み、継手をつくります。求めているカタチがうまくできないなどの失敗もありますが、樹脂を流す速度や圧力、温度などの成形条件を先輩に教えてもらいながら何度も調整し、高品質なモノづくりが実現できるように取り組んでいます。
「継手」は、配管同士をつなげる部材の一つです。普段は目にすることがない床下などに設置される製品ですが、水道などのライフラインに関わる重要なもの。生活を支えるモノづくりに携わっているというやりがいを感じます。まだまだ勉強中の身ですが、今後は射出成形の技能検定にも挑戦したい。確かな知識とスキルを身に付け、仕事に生かしたいと思っています。
何度やってもうまく成形ができない時がありますが、途中で投げ出さずに取り組み続ける姿勢を大切にしています。高校の部活で野球に打ち込んでいた経験が、こうした粘り強さとなって仕事につながっているのかもしれません。
仕事はチームで進めるのでコミュニケーションが大事です。職場では仕事のことも、プライベートのことも気軽に話せますし、そこから良いつながりが育まれていると思います。